令和5年度県内合同寒稽古が1月17日から21日の日程で開催されました。
令和5年度県内合同寒稽古一日目(17日)
担当は千葉孝二六段、北嶋貞好六段がそれぞれ一時間づつ担当の予定でしたが、北嶋六段が都合により指導ができなくなり千葉六段が一人で担当されました。
前半は体術(半身半立ち四方投げ、正面打ち一教、正面打ち入り身投げなど)で後半は杖取り(各種)を指導されました。
参加者は真剣な中にも他道場の方との交流も楽しみながら広々とした道場で、稽古に励んでいました。


令和5年度県内合同寒稽古二日目(18日)
担当は猿田 司五段(天地塾)、平塚 悟六段(秋田カルチャー)がそれぞれ一時間づつ担当を務めました。
前半の猿田五段は基本技を応用した護身術の技を紹介するなど普段の稽古とは違う目線で技を行いました。後半の平塚六段は正面打ちからの三教を基本から変化まで行い、続く四教は基本と極める場所は違いますが、肩まで力を繋げて崩す技を紹介しました。
参加者は普段行っている技の応用とはいえ、護身術などへの展開は初めてで戸惑いながらもその展開を楽しみながら稽古をしていたように感じました。


令和5年度県内合同寒稽古三日目(19日)
担当は岡部智美六段(武産塾)、平塚 悟六段(秋田カルチャー)がそれぞれ一時間づつ担当を務めました。
前半の平塚 悟六段は剣の素振りから合わせまで行いました。剣の持ち方から素振りでも合わせでも左右の半身をきちんととること、振り下ろした剣先が相手の中心にいつも向いていることなどを説明していました。
後半の岡部六段は杖の素振り20本を細かく説明しながらの指導でした。構えや突きの姿勢、手の位置など普段の素振りのなかで、気がついていないポイントなども詳しく説明していました。
参加者は有段者がほとんどでしたが、普段何気なく行っている動作について見直す機会となったと思います。


令和5年度県内合同寒稽古四日目(20日)
担当は田中 満六段(武産塾)、岡部智美六段(武産塾)がそれぞれ一時間づつ担当を務めました。
前半の田中六段は体の変更から始まり気の流れ、片手取り呼吸法、諸手取り呼吸法、正面打ち第一教など基本技の指導を行い、気をつけるポイントなどを丁寧に説明していました。
後半の岡部六段は短刀取りの指導を行い、担当の扱いかた、持ち方から始まり、突きや正面打ち、前や後ろから短刀を突きつけられた場合などの短刀取りを指導を行いました。短刀取りにも基本の体の変更などの動きが入っていることや小手返しや脇固めの際の極め方などについても細かく説明していました。


令和5年度県内合同寒稽古五日目(21日:最終日)
担当は小松田紘史六段(横手合気会)、小川誠二六段(能代合気会)がそれぞれ一時間づつ担当を務めました。
前半の小松田六段は基本的な体の使い方として今回は手に着目し指の開き方のチェックや開き方による違い、掴んだ時の感触や掴まれた時の感触など確認することで、相手への力の伝わり方の変化や力が流れる感覚を体感するワークを行いました。
後半の小川六段は自身の体験から得た気づきを話す中で、体術に共通する動きを剣や杖で説明し、参加者は実際に剣、杖の動きを体感しながらの稽古となりました。そして、しっかりとした基本の動きや技を身に着けた先に呼吸や導きの技があると説明していました。


稽古の最後には、今年の本部道場鏡開き式に於いて昇段された2名の方の免状の授与式と昇段演武を行いました。
昇段者:六段位 鈴木顕一(武産塾)
五段位 清水 肇(能代合気会)
昇段おめでとうございました。



今年の寒稽古は四年振りの五日間開催となりましたが、参加者の皆様のご協力のお蔭で事故や怪我無く無事に終了することができました。
感謝申し上げます。ありがとうございました。(事務局)
posted by aikido at 00:00|
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